門真市パークイノベーション計画策定業務

門真市では、高度経済成長期に急激に進む宅地化の中で数多くの公園が整備され、現在では大小あわせて166公園（令和5（2023）年時点）が存在しています。これらの公園では、公園施設の老朽化や地域ニーズとのミスマッチなどの課題が生じている一方で、市民に「選ばれ続けるまち」の実現に向けて公園が様々な役割を果たすことが期待されています。

本業務では、門真市の公園が抱える課題に対応し、限りある財源で市民の憩いの場・賑わいの場となる公園づくりを進めることを目的として、公園の魅力向上や小規模公園の再編等に関する基本的な方向性と具体的な取組を示す「門真市パークイノベーション計画」を策定しました。

「門真市パークイノベーション計画」では、全公園を対象として、再整備による利活用の促進、機能や施設の特化・分担・用途転換による機能再編に関する基本的な考え方や具体的な地域別計画などについて立案しました。

計画策定にあたっては、有識者で構成される審議会に諮るとともに、市民ワークショップの開催や社会実験の実施を通じて、市民ニーズを把握するとともに、計画策定後も協働による取組が円滑に進められるよう、行政、地域、関係機関、民間事業者等の連携体制の構築を図りながら進めました。計画の詳細および策定経緯については門真市ホームページをご覧ください。 

名　称：門真市パークイノベーション計画策定業務
期　間：R3年1月～R5年3月
発注者：門真市
計画名：門真市パークイノベーション計画
参　考：計画についてはこちら＞＞＞

なお、本業務にて策定した「門真市パークイノベーション計画」に関する技術報告を、ランドスケープ技術報告集 Vol.3に、題目「小規模公園の機能再編に関する計画策定の実践」にて投稿しました。掲載ページはこちら＞＞＞